THOMAS KAIJYU

統滋　海樹（トーマス　カイジュ）

１９４１年　横浜生まれ
ギャラリー　ザ　ゼファー
カザリ　スクール　オブ　ジュエリー　主宰

ミキモト真珠店を通じ、皇室関係やミスインターナショナルの冠などの
宝飾製作者として知られる父　田中一郎の工房で育ち、今日の基礎を学ぶ。
桑沢デザイン研究所から米国クランブルック大学院大学に留学。
その間、ゴーマンメモリアル奨学金を授受。
１９６７年卒業後、カリフォルニアのフォーレストポンド社に入社。
宝飾デザインの研鑽を積む。

滞米中、デザインコンペティションにて入賞・入選５回。
Ｓ・シルバーコンペではニューヨーク近代美術館（ＭＯＭＡ）に
作品が展示される。

帰国後、日本ジュエリーデザイナー協会主催、日本経済新聞社、
文化後援のコンペに出品。　グランプリ受賞。
副賞として世界一周研修旅行を受ける。

その後も日米で数々の入選入賞に輝く。

東京・六本木に拠点をおいて、個人を中心としたデザイン及び製作に
専念し、１８年間にわたって帝国ホテルで　アトリエとしての
コレクションの発表を続ける。

１９９３年　『ギャラリー　ザ　ゼファー』を設立。
フォー　シーズンズホテルにおいて個展。
イリュージョンを発表。

個人のオーダーを主体にした創作活動は、
政界、財界、芸能界、在日外国人等　幅広い顧客に支えられ
ザ　ジャパンタイムスのアート部門編集長　Ｍrs.Jhan ATECKが
その特集記事の中で
「More of a sculptor than a Goldsmith」と評したように
「宝飾の彫刻家」といわれる作風で知られている。

１９９９年　沖縄ハーバービューホテルにて個展。
　
２０００年　東京より沖縄に創作活動の拠点を移し新たな創作活動に入る。

２００２年　カザリ　スクール　オブ　ジュエリーを設立。

琉球ガラスなど沖縄テイスト溢れる素材を融合する作品を創作する傍ら
沖縄の若きアーティストの育成に努める。
　　

　　　　　　